2017年1月27日金曜日

東吉塚まちづくり講座(男女共同参画部会委員研修)

1月24日(火)19時30分より、東吉塚会館にて、福岡県男女共同参画センター 元館長の中嶋玲子さんをお迎えし、講演していただきました。
東吉塚公民館 戎﨑館長の進行で講演会スタート

男女共同参画部会 池崎部会長の講師紹介

テーマは ~ともに暮らし ともに創る 女性の参画で社会も地域も変わる~

男女共同参画とは、男性・女性が対等な立場で均等な人数で関わりながらものごとを決めていくことです。
単に従来女性がしてきた家事や育児を男性が手伝うというものではなく、「男性も女性も社会的責任と家庭的責任を共に担う」というもので、女性だけを優遇するものではありません。


従来の社会は、男性に必要以上の負担を強いてきた(男だからしっかりしなさい!男は一家の大黒柱だから!など言われ続けた)ために、過労死や自死を選ぶ人が増えてしまった。
その結果、平成23年から平成28年の5年間で男性の雇用労働者が220万人も減ってしまっているそうです。
少子化・高齢化で社会が変化している現在、思い込みと既成概念にとらわれない「男女共同参画」は、社会にとって、また地域にとっても重要なことだと思いました。


東吉塚校区は自治協議会会長が女性になり、役員・部会長も約半分が女性。自治会長も女性が増えてきました。
男女共同参画部会では「男女共(とも)にできることしません会」という事業をおこなっています。
校区内では男女共同参画が、実践できつつあるのではないでしょうか。



女性が「わたしでよければ・・・」と、地域の担い手を引き受けるためには、男性の応援が必要です。
男性と女性が認め合い、尊敬する関係になっていけば、安心して住み続けたくなる校区を創ることができると思います。
男女共同参画部会の委員研修として、東吉塚公民館の東吉塚まちづくり講座と合同で開催した講演会でしたが、自治会長さん、部会長さん、民生委員さんにも多数出席いただきました。(50名)
パワフルな中嶋玲子さんに、やる気と元気をいただきました。ありがとうございました。